2008年08月31日

3.2.3 Bean

Spring IoCコンテナは複数の「bean」を管理します。Beanはコンテナに与えられた(通常はXMLの<bean/>で定義される)設定メタデータを使用して生成されます。
コンテナ内部ではこの設定データは BeanDefinition オブジェクトとして保持されています。BeanDefinitionオブジェクトは主に以下のような情報を保持しています:

  • 完全修飾クラス名:実際に使用されるbean実装クラスの名前
  • Beanの振る舞いの設定情報(スコープやライフサイクルにおけるコールバックなど)
  • このbeanの処理に必要な他のbeanへの参照(こうしたbeanはコラボレータあるいは依存と呼ばれるものです)。
  • そのほか生成されたオブジェクトに設定される値。たとえばbeanが使用するコネクションプールが管理するコネクション数やその上限など。

上述の概念は、bean定義を構成するプロパティーに直接結びついています。これらのプロパティのうちのいくつかをその項目の解説へのリンクとともに以下に掲載します。
table 3.1 Bean定義
項目解説している章
クラス3.2.3.2 Beanのインスタンス化
命名3.2.3.1 Beanの命名
スコープ3.4 Beanのスコープ
コンストラクタの引数3.3.1 依存性の注入
プロパティ3.3.1 依存性の注入
自動ワイヤリングモード3.3.5 コラボレータの自動ワイヤリング
依存性チェックモード3.3.6 依存性をチェックする
遅延初期化モード3.3.4 Beanの遅延初期化
初期化メソッド3.5.1.1 初期化コールバック
破棄メソッド3.5.1.2 破棄コールバック


特定のbeanを生成するための情報をもつbean定義に加えて、ファクトリ外で(ユーザコードによって)生成されたオブジェクトを後から登録できるようになっているBeanFactory実装もあります。DefaultListableBeanFactoryクラスはregisterSingleton(..)メソッドにてこの機能をサポートしています。(しかし通常はメタデータによるBean定義のみで動作させることができます。)

原文:http://static.springframework.org/spring/docs/2.5.x/reference/beans.html#beans-definition

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