2008年06月18日

2.4. The Middle Tier

2.4 中間層

2.4.1 XMLによる宣言的トランザクションの簡単な設定
Spring 2.0からはトランザクションの設定方法が大きく変わりました。1.2.x方式の設定を使用し続けることもできますが、新方式では大幅にシンプルに設定を行うことができるためこちらを使用することをお勧めします。またAOPライブラリとしてAspectJを同梱しているので、どのようなオブジェクトでも(SpringのIoCコンテナによって生成されていないようなものでも)トランザクションに組み入れることができます。
バージョン2.5からはアノテーションによる便利なトランザクション管理がサポートされています。アノテーションによるトランザクション管理において、 tx:annnotation-driven mode="aspectj" という設定と同時に context:load-time-weaver を設定することによって実行時ウィーブを行うこともできます。
第9章 「トランザクション管理」に詳細が記されています。

2.4.2 WebSphereトランザクション管理の完全なサポート
Spring 2.5ではIBMのWebSphereアプリケーションサーバを(特にWeb Sphereのトランザクションマネージャにかかわる部分について)正式にサポートしています。WebSphereで新たに追加されたUOMManager API(WAS 6.0.2.19以上または6.0.1.9以上から利用できます)を使用することにより、トランザクションの一時停止を完全にサポートしています。
Springを使用したアプリケーションをWebSphereアプリケーションサーバ上で動作させる場合はバージョン2.5からのWebSphereUowTransactionManagerをPlatformTransactionmanagerとして使用されることを強く推奨します。これはIBMが公式に推奨している方法でもあります。

2.4.3 JPA
Spring 2.0はJPA抽象化レイヤを持っています。これはJDBC抽象化レイヤと使用される範囲やパターンにおいて似たような範囲をカバーしています。
JPA実装を永続層として採用することに興味があるのであれば、12.6節 「JPA」にその機能と役割が説明されています。

2.4.4 非同期JMS
バージョン2.0よりも前のバージョンでは、SpringのJMS機能はメッセージの送信と同期メッセージの受信に限られていました。この(JmsTemplateクラスに集約されていた)機能はすばらしい機能でしたが、非同期メッセージの受信への要求に応えるものではありませんでした。
Spring 2.0ではこの点を改め、非同期なメッセージの受信を完全にサポートしています。これは19.4.2節 「非同期メッセージ受信 - メッセージドリブンPOJO」にて詳解されています。
またSpring2.5からはJCA形式の非同期メッセージリスナの登録もサポートしています。これにはGenericMessageEndpointManagerを使用します。これは標準のJMSリスナ機構の代替手段となるもので、ActiveMQやJORAMといったメッセージブローカとより密に統合されたものとなっています。19.5節 「JMS名前空間のサポート」を参照してください。

2.4.5 JDBC
いくつかの小さな(それでいて重要な)クラスが、SpringFrameworkのJDBCライブラリに追加されています。ひとつはNamedParameterJdbcTemplateで、これは従来のJDBCステートメントが名前を持たない「?」プレースホルダのみを使用していたのに対して、名前付のパラメータ機能を使用できるようにするものです。
2つめはJava 5 (Tiger)以上の環境でJdbcTemplateをより簡単にしたSimpleJdbcTemplateです。
Spring 2.5ではSimpleJdbcTemplateの機能を大幅に拡張し、SimpleJdbcCallとSimpleJdbcInsertというオペレーションオブジェクトを新たに導入しています。

原文:http://static.springframework.org/spring/docs/2.5.x/reference/new-in-2.html#new-in-2-middle-tier
ラベル:SpringFramework2.5
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