2008年06月26日

3.1. Introduction

3.1 はじめに
この章ではSpring FrameworkのIoCの実装について扱います。

Spring FrameworkのIoC(注1)コンテナの基本機能はorg.springframework.beansとorg.springframework.contextパッケージにて提供されています。BeanFactoryインタフェースは、どのような性質のオブジェクトでも管理できるような、一歩進んだ設定メカニズムを持っています。ApplicationContextインタフェースはBeanFactoryのサブインタフェースとして、SpringのAOP機能との統合、(国際化対応に使用される)メッセージリソースの管理、イベントプロパゲーション、アプリケーション層固有のコンテキスト(たとえばWebApplicationContext)などの追加機能を提供します。

つまり、BeanFactoryが設定のフレームワークと基本機能を担い、一方でApplicationContextがエンタープライズに必要な機能を追加提供するという形になっています。AppliccationContextはBeanFactoryの完全なスーパーセットなのでBeanFactoryの機能や挙動はApplicationContextにとってもまったく同じものであるといえます。

この章はBeanFactoryとApplicationContextのどちらにも適用されている基本的な原理について述べた前半と、ApplicationContextのみに当てはまる記述をしている後半部分に分かれています。


BeanFactoryとApplicationContext

ユーザは特定の状況においてBeanFactoryとApplicationFactoryのどちらを使用するのが適切であるか迷うような場合があります。BeanFactoryは単にBeanのインスタンス化と設定を行うものです。一方ApplicationContextはそういったことも行いますが、それに加えてエンタープライズアプリケーションに固有の多くの機能(AOPやトランザクションなど)に対応しています。
つまりApplicationContextを使用すれば良いということです。
(こう推奨する背景については、3.8.1 「BeanFactory or ApplicationContext?」を参照してください。)


注1:「背景」を参照してください。

原文:http://static.springframework.org/spring/docs/2.5.x/reference/beans.html#beans-introduction
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